皆様、こんにちは。
曹洞宗は坐禅の教えを依りどころにしています。その教えとは、坐禅の実践によって得る「身と心のやすらぎ」がそのまま「仏の姿」である、と自覚することにあります。
一つ目のポイントの「今、ここ、自分」とは「即今、当処、自己」という禅の言葉です。
即今(そっこん)= いまこの瞬間のこと
「今、ここ」から心が離れると、変えることのできない過去や、どうなるか分からない未来の事ばかり考えて、後悔したり不安になってしまいます。過去の失敗への落胆や、必要以上に未来に期待してしまう貪りの心が起こりがちです。また「自分」から心が離れ、他人に強く気持ちが向いてしまうと、相手に求めすぎたり、相手が思い通りにならないと怒りや憎しみが起こります。そして衝動的に相手を傷つけてしまうような愚かな言葉をかけてしまうことがあります。「今、ここ、自分」から外に気持ちが向かうと、心が落ち着かなくなってしまうのです。
曹洞宗 永泉寺
手を合わせれば いつでもほとけさまに逢える 手を合わせれば そこには大切な家族がいる 永泉寺は皆さまの 心の道しるべになるお寺 でありたいと願っています お葬式・ご法事・お墓のお悩み 樹木葬・永代供養墓について いつでもご相談下さい
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